agriculture
膜構造だからこそ広さ・高さ・形状などを自由に設計でき、オーダーメイド方式で理想のテント畜舎を実現します。軽量な膜素材を屋根に使用することで中柱を省くことも可能に。畜舎内を自由にレイアウトでき、さらに建設後のレイアウト変更も可能です。また、建築確認申請業務にも対応します。
※こちら以前「テント畜舎」と呼ばれていた製品です。
中柱不要の構造
形状の自由
納期短縮
コスト削減
豊富な膜素材
バリエーション
透光性による
生産効率アップ
 
				山口産業の膜構造畜舎(テント畜舎)は、構造一級建築士による安心設計で、長期に渡りご利用いただけます。畜舎設計において適切な換気計画を行うことは舎内の環境をコントロールするためにも非常に重要です。例えば牛は暑さに弱く、25℃を超えるとストレスを感じ、飼料摂取量の低下、乳量の減少、繁殖性の低下といった悪影響につながります。舎内環境を整えることで家畜の生育を促すと共に、湿度や臭気、細菌、埃などの問題も改善されます。家畜の飼育や作業環境を考慮した、ニーズに応じたオプション設計が可能です。また、自社一貫体制により、建築確認申請や補助事業にも対応し、各種証明書類の発行も行います。
 
						軽量な膜素材は他の建築資材より部材が少量で済むため、鉄骨量や施工費が削減されイニシャルコストを大幅に低減します。また、部材が少量のため、工期は、一般的な従来工法と比較すると半分から3分の1が目安です。
 
						構造一級建築士が地域ごとの積雪や風速基準に合わせた構造計算を実施するため、強風や豪雨など様々な天候に対応する耐久性を保持しています。さらに、膜素材は非常に軽く、コンクリートやガラスのように割れる素材ではないため、高い耐震性を発揮します。
 
						透光率の高い膜材を使用することで、畜舎内部が明るくなり、照明コストを抑えることができます。また、軽量性から柱や梁が内部に一切なく、広く使用できるため、畜舎内のレイアウトを自由に設計でき、作業効率や生産性の向上が図れます。
 
            建築場所の気候や風向きなども考慮してご提案いたします。例えば、夏季はテントの開口部をオープンにしたうえで斜め吊順送送風(敷料乾燥優先)と空気層の形成を図り、冬季は開口部をクローズにして、テント構造の気密性を活かしながら給気(開口部)→順送(送風機)→排気(換気扇)のトンネル換気方式で空気の流れを形成します。
 
            一般的な長手方向の換気(トンネル換気)ではなく、短手(間口)方向にてプッシュ&プル(吸気・排気)横断換気を行い、畜舎内を一定の風速でムラなく換気します。シミュレーションを行い、夏場でも安定した舎内気流速を確保することで家畜の暑熱ストレスを低減。また、アンモニアガス等の滞留を防ぎ、家畜にも人にも優しい環境を作ります。閉鎖型膜構造畜舎と組み合わせれば、冬季の保温効果や鳥獣などの侵入抑制も期待できます。
 
                天井に取り付ける換気扇で、主に夏季の天井付近の熱だまり解消に効果があります。弊社では「オープンリッジ」と「オープンイーブ」を採用していますが、自然換気だけでは熱だまりが解消できない酷暑地域の場合などにルーフファン設置を推奨。構造材にはガルバリウム鋼板が採用され、高い耐食性・耐候性を有しています。
 
                ユーエイ社製のシーリングファンは低速でありながら大風量。一台で最大約1,500㎡のスペースをカバーできます。立体的な対流を生み出すことで空気の滞留を減らし、結露やカビ・錆の発生を防止します。
 
            季節や気候に応じて、温度・湿度・換気の調整が可能です。薄くて軽量なシートを使用しているので、ひとつのウインチ操作で大きな開口を操作できます。弊社が屋根や外壁材で使用している膜材と比べると薄手のため、耐用年数は短いですが、非常に安価に施工ができることも特徴のひとつです。手動開閉式と電動開閉式から選べます。
 
            お客様の飼養形態に合わせて、オーダーメイドに近い形で柵を製作いたします。柵はふん尿や水による錆が発生しやすい状況に晒されることが多いため、弊社では柵はすべて溶融亜鉛メッキ仕上げを標準としております。計画当初から柵まで設計することで、鋼材量を減らし、コストダウンを図ります。
 
            ワンタッチで柵の移動が可能で、状況に応じた牛の牛房間の移動、ローダーなどの重機を使用した牛房の清掃などの作業効率改善に大きく貢献する製品です。固定柵と同じくすべて溶融亜鉛メッキ仕上げを標準としております。シートカーテンと組み合わせることで牛舎側面からの牛や車輛の出入りを可能とし、作業効率の更なる向上に効果的です。
 
            大規模農場での群管理、捕獲、治療などの個体管理が容易に行えます。月齢、牛体幅に応じて複数のサイズから選択することが可能です。柵の仕上げは溶融亜鉛メッキとしております。
 
            大規模農場での群管理、捕獲、治療などの個体管理が容易に行えます。月齢、牛体幅に応じて複数のサイズから選択することが可能です。柵の仕上げは溶融亜鉛メッキとしております。
 
            膜構造畜舎では、日中は照明が不要なほど室内が明るくなりますが、夜間作業や畜舎付近での屋外作業のために照明が必要になる場合もあります。適切に照明を設置することで、作業効率の改善と安全性の向上につながります。
 
            お客様のご要望に合わせて掲載製品以外のオプション機器にも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。導入を検討されている機械設備のメーカー様と協力して、理想の膜構造畜舎を実現いたします。
問題ありません。全国の基準に準じた設計が可能です。各地の積雪量計算により構造設計を行い、積雪120cm以上の地域にも対応できます。
はい、別物です。膜構造畜舎の膜材は、高強度ポリエステル繊維の織物を基布とし、PVC樹脂をコーティングした材料であり、耐久年数も約15年程度と長く、建築確認申請にも対応している建築材料です。園芸施設で使われる農業用ビニールとは構成や強度面で全く異なります。
可能です。お客様のご要望に合わせ、構造体から自由に改装対応致します。中柱がない大空間のため、飼育方法や規模を問わずフレキシブルな対応が可能です。
建築確認申請手続きは必要になります。山口産業は自社一級建築士事務所のスタッフが設計するため、建築申請業務も全てお手伝いさせていただきます。期間については、事前調査に約1ヵ月、審査期間はおおむね1ヶ月~1ヶ月半が目安です。
可能です。小さな破れに関しては、同一の生地を専用ボンドで貼り付けることで部分補修が可能です。お客様ご自身による補正も可能です。
膜材は耐薬品性(耐アンモニア性)にも優れており、腐食の心配はありません。
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