ニュース|2025.06.11
この度、山口産業の先進的な「膜構造畜舎」が、2025年6月9日配信の「日刊酪農乳業速報デジタル」および翌6月10日付の紙版「日刊酪農乳業速報」にて紹介されました。コスト高が続く畜産経営において、当社の膜構造畜舎が持続可能な畜産環境を支援する革新的なソリューションとして注目されています。
https://dailydairynews.jp/post/7501
当社の膜構造畜舎は、従来の鉄骨製畜舎と比較して、以下の点で大きな優位性を提供します。
山口産業は1972年の創業以来、膜技術を活かした建築物の設計から施工までを一貫して自社内で手掛ける体制を確立してきました。畜産分野へは2016年に進出し、福島県の肉牛農家からの相談をきっかけに、倉庫や工場で培った膜構造建築のノウハウを畜舎に応用しました。これにより、日本初の膜構造畜舎が誕生し、現在では東北から東海地方の約15戸のギガ・メガファームで導入されています。
当社は今後、鋼材などの使用量が少なく、工期も短い膜構造畜舎の特性を活かし、環境負荷の低減に貢献する施設整備にも事業を拡大する方針です。富永部長は、「当社の膜技術のノウハウを活用し、集合型のバイオガス発電施設などの建築も手掛けていきたい」と語り、酪農におけるふん尿処理や環境負荷低減といった課題解決への貢献を目指していきます。
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