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お客様からは、以下の喫緊の課題解決をご要望いただきました。
• 海に近く、台風が多い沖縄という立地環境において、塩害による腐食や強風に耐えうる高耐久性の大型テント倉庫を建築したい。
• 品質や安全性を確保しつつ、低コストかつ短納期で倉庫を完成させたい。
過酷な気象条件が予想される沖縄での設置に際し、長期的な安全運用を可能にする以下の対策を実施しました。
1. 沖縄の強風・台風に対応する耐風設計 台風が多い沖縄の気候に対応するため、自社一級建築士事務所の構造一級建築士が、地域の風速基準に合わせた耐風構造計算を厳密に実施しました。
これにより、強風や豪雨にも耐えうる高い耐久性を担保しています。
2. 鉄骨への耐候性樹脂塗料による塩害対策 海に近い計画地の課題である塩害を防ぐため、鉄骨構造部に耐候性のある樹脂塗料を塗布し、耐食性を大幅に向上させました。
テント倉庫の屋根壁に使用する膜材は腐食しないため、塩害に強い施設を実現可能です。
3. 明るく広い空間とコスト削減 W18.5m×L27m×H7mの大型倉庫でありながら、軽量な膜素材の特長を活かし、短納期・低コストを実現しました。
また、透光性の高い膜材を使用することで、昼間は照明不要の明るい大空間となり、ランニングコスト削減(照明費の削減)に貢献します。
沖縄でのテント倉庫案件は、構造計算と材料選定が非常に重要となります。
今回は、鉄骨への特殊な耐塩害塗装を施すことで、お客様の塩害対策という最大の課題を解決することができました。
山口産業は、テント倉庫メーカーとして総実績2,000棟以上の豊富な実績 と、自社一貫体制 による高い技術力により、お客様の設置場所の環境(積雪、強風、塩害など)に応じた最適な設計(オーダーメイド) を全国で提供しています。
産業用倉庫の建築において、耐久性とコストパフォーマンスの両立をお考えでしたら、ぜひ当社にご相談ください。
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