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CASE STUDY

膜構造畜舎 施主様インタビュー:伊藤忠飼料様

2026.01.06

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施主様インタビュー:伊藤忠飼料株式会社 担当 岡崎様

課題: 既存畜舎の激しい老朽化に伴う建て替えの必要性。

解決策: 畜舎特例法の認定を活用した、フルオーダー設計による膜構造畜舎の導入。

効果: 従来工法に比べたコスト抑制と驚異的な施工スピード。柱のない大空間による収容キャパの最大化と、透光性がもたらす明るく快適な作業環境の実現。


質問:貴社の事業内容と、今回の建築の経緯について教えてください。

回答: 私たち伊藤忠飼料は、畜産飼料の製造販売を中心に、家畜の生産・販売事業を行っています。ここ那須塩原市ではホルスタインの委託育成事業を展開していますが、既存畜舎の老朽化が激しく、建て替えが急務となっていました。そんな折、展示会で山口産業さんの「膜の畜舎」を知り、検討を始めたのがきっかけです。

 

質問:導入にあたって不安だった点はありますか?

回答: 最初はやはり、膜という素材の耐久性が一番の心配事でした。しかし、担当の方に丁寧に説明していただいたほか、実際に東北地方で山口産業さんが手掛けた物件を見学させてもらったことで、「これなら問題ない」と懸念が解消されました。

 

質問:山口産業の提案や設計で良かった点はどこですか?

回答: フルオーダーで設計してくれる点です。柱のピッチや堆肥舎の仕様など、こちらの細かなこだわりや要望に対し、納得いくまで何度も図面を引き直して対応してくれました。 また、今回は「畜舎特例法」の認定を受けて建てたため、建築確認申請は不要でしたが、それに準じた強度や設計をすべて山口産業さんにお任せでき、申請資料の準備も滞りなく進めていただけたのは助かりました。

 

質問:実際に施工が始まってからの感想を教えてください。

回答: とにかく建ち上がるのが早い。正直、これには驚きました。私たちが横の事務所にいる間に、基礎ができてからほんの数日で、見る見るうちに畜舎の形になっていきました。現地で基礎工事をしている間に工場で部材を製作しているため、スケジュールのロスがないのだと聞き、納得しました。

 

質問:完成した畜舎の使い勝手はいかがですか?

回答: まず、内部が非常に明るいです。膜材が日の光を透過するので、以前の畜舎では薄暗かった雨の日でも、照明なしで牛の様子がはっきり分かり、作業のしやすさが向上しました。 また、飼料倉庫として使っているスペースに柱が一切ないのも大きなメリットです。限られた面積をフルに活用できるので、柱がある構造に比べてキャパシティを最大化できています。

 

質問:夏場の暑さや、冬の強風への対応はどうですか?

回答: 夏場は、適度な日陰を作りつつ風通しも良いため、「全然暑くないね」という声が出ています。 冬場については、この地域特有の山からの強い風に煽られることがありますが、膜材がバタつくこともなく、構造自体もしっかり保たれています。これだけの強度があれば、今後何十年も地域に貢献できる事業を続けていけると確信しています。

 

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