Membry = 最高品質のテントブランド
Membry(メンブリー)とは
「Membrane(膜)」によって、街を未来を輝かしく(Briliant)という気持ちが込められた
山口産業(株)が提供する製品のブランドネームです。
Membryブランドの膜(テント)が最高品質なのは、
創業以来、設計から製造、施工までを
自社にて一貫体制で行い、テント製造における
ノウハウを蓄積しているためです。
また、山口産業(株)の社員全員がテントに対する尊敬と愛を持っており、常にお客様の視点に立ち、
どのようにすればご満足、お喜び頂けるかを常に考えることで、
より良い製品の提供に繋がっています。
これからも現状に満足しないチャレンジ精神でテントの新たな可能性を探し続けていきます。
テント牛舎のメリット
創業から約半世紀を迎える山口産業が提案する、新しい膜構造牛舎。テント倉庫やシート間仕切りなどで製造業の問題解決に貢献してきたテントのプロ集団が、様々な経験で培ったノウハウを活かし、お客様の声に応えたテント牛舎をご提案します。
Point 1
膜構造だからできる、自由なレイアウト
弊社では、全ての製品を受注後に一品一品製作するオーダーメイドの形式をとっております。
また、社内の構造一級建築士にて構造計算を行なっており、 構造上の安全性を確保したうえで、リクエストに柔軟に対応致します。お客様の理想をカタチにしたい、様々な問題点をテントで解決したい、 膜構造を採用する事で従来の工法では実現が難しく、極端に高額になるようなリクエストにも現実的な金額でお答えする事ができます。
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テントで屋根、壁を構成する事で、極めて軽量な建築物となり、建屋内の中柱を不要とする事が可能です。
そのため、室内の自由な設備設計を行う事ができ建築後のレイアウト変更にも柔軟に対応可能です。 -
膜材料の持つ特徴の最たるものがその柔軟性です。
その他の建材では実現が難しい形状でも膜材なら自由自在です。例えば、変形した土地を最大活用する為に敷地に合わせて建屋を変形させたい、ドーム形状にして、オンリーワンの畜舎を建築したい等の特殊な要望にもお応えします。
Point 2
納期・コストの削減
在来工法や木造牛舎等と比べて短納期・低コストの牛舎をご提案します。初期導入費用だけでなく、生産性向上と電気代低減により運営上のコスト削減も実現します。
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テント牛舎の工期フレーム・テント共に全て事前に工場で加工するプレファブ構造を採用していることに加え、合理的な取り合いとなっている軽量鉄骨造、屋根・壁となるテントも大面積のパネル状に加工している為、従来の構造に比べ100日短縮した工期でご提供します。
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軽量且つ強靭なトラス構造の鉄骨、テントによる大規模膜面、構造の合理化と省力化により大幅なコスト削減が可能となっています。また、設計から製造、施工までを一貫して自社にて行なっている事、長年の製造ノウハウ蓄積により、他社製よりコストパフォーマンスに優れています。
Point 3
透光による生産効率アップ
膜(テント)材は、紫外線をカットし可視光線を透過します。透過する光は屋内に均一に透過するので、照明と違い影が出来にくいという特徴があります。その為、屋内にいながら屋外のような環境となり、牛のストレスの低減、作業の安全性と効率の向上が期待できます。また、牛舎全体が明るい印象となり、農場のイメージアップにも貢献する事が可能です。日中は照明が不要となり、生産性向上と電気代節約の効果で運営上のコスト低減にも繋がります。育成・繁殖の関係上、光を取り入れたくないというリクエストには完全遮光膜材を使用する事も可能です。
設備
膜構造畜舎には一般的な牛舎と同様、若しくはそれ以上に豊富な建屋オプションをご選択いただく事が可能です。牛の牛舎外への放牧を簡単に行う為にシートカーテンと回転柵を組み合わせる・鳥の侵入を防ぎながら適切な換気を行う為強度のあるメッシュ膜材を採用する・一般的な巻上カーテンの設置等、建屋設計同様にご要望に応じて自由な設計を行うことが可能です。それに加えて、弊社と協力会社とのネットワークを活かして、給水・給餌設備、バーンスクレーパー、柵に至るまでトータルでご提案する事も可能です。
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建屋オプション(一例)
・壁膜
・シャッター
・巻上カーテン
・シート製カーテン・自動換気扇
・換気用高強度メッシュ
・ハンガードア
・アルミドア・アルミ窓 -
自然換気方法を採用する上で、もっとも一般的な方法 を膜構造でも採用出来ます。軒下の開口(オープンイーブ)、長手方向のカーテン (巻上 or シート)と組み合わせる事で、夏季はカーテンまで全開放し空気を循環させて温度上昇を防ぎ、冬季はカーテンを閉めきり、軒部から入ってきた空気が牛の体温等で温められ、上部の開口から抜けて一定の保温を行ないながら温度差を利用して換気を行います。
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一般的な防鳥ネット等とは一線を画す製品です。
建築用にも使用されている高強度のメッシュ材料を換 気用に用いる事が可能です。特殊な製法により、取り付け後の伸び縮みが極端に小さく、バタつき音軽減や長寿命化に繋がります。防炎製品の認定も取得しており、カラーラインナップも17色と豊富で、屋根や壁のテントの色と組み合わせる事で意匠性の高い牛舎にする事が可能です。
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シートカーテン
テント材料が柔軟であることを利用した、シート製のカーテンです。幅・高さ共に大きく開口できることが特徴で、夏季などの気温が高い時期は大開口により牛舎内の温度 上昇を防ぐことができます。更に、開口した際に地面とのレベル差がない為、回転相や着脱柵と組み合わせることで、容易に牛が牛舎内外を出入りすることが可能です。
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巻き上げカーテン
換気を主目的とした一般的な巻上式のカーテン。
一般工法同様に任意の位置に取り付け可能です。シャッター
作業用車両(ホイールローダーやトラック)のサイズ・開閉方法(電手動)に応じて設計可能です。
堆肥舎
作業方法や導線に応じた自由設計
山口産業が提案する、農業関連膜構造建築物。その中でも特に堆肥舎は、これまでの実績と確かな技術力でお客様の作業効率改善に貢献します。
膜材
山口産業では、使用する膜(テント材)にも特別なこだわりがあります。原材料から特性のある膜材を選定する事で長寿命化、施設のイメージアップ、効率改善などの付加価値を生み出しています。
ここでは、膜材の特徴の一部を紹介いたします。
Point 1
豊富なカラーバリエーション
屋根・壁に用いるメインの膜材には山口産業オリジナル膜材の「siki62」を推奨しております。全8色のカラーバリエーションがあり、多種多様な色合いが日本独自の四季折々の風景を連想させます。自然が豊富な場所に建設することが多い畜産の業界においても、色が馴染みやすい中間色となっており、周囲の景観に溶け込みます。
透光性と日射反射率を高める為に、屋根には透光性19%の白色を採用して、壁にはカラフルな色をご選択いただくことが可能です。
Point 2
遮光性に優れた膜
透光性の高い膜材だけではなく、山口産業では遮光が可能な膜材もご準備しています。 繁殖や育成の兼ね合いから遮光にしたい。というご要望にもお応え致します。
国内では珍しい建築材料としての認定がある遮光の膜材です。遮光膜は日射熱の侵入を最大限にカットし室内温度の上昇を防ぎます。内側の色はホワイトのため室内照明を反射し全体的に室内を明るくします。
Point 3
世界で唯一の製法
プレコントランテクノロジー®︎を採用
プレコントラン®︎テクノロジーとは、ポリエステル基布に樹脂をコーティングする際、基布のタテ方向と同等のテンションをヨコ方向にも与えながらコーティングする技術です。従来のテントシートは、ヨコ方向の基布がタテ方向に比べて著しく大きい為、経年による生地の伸びで、風によるバタつき(フラッピング現象)や雪が溜まりやすく、劣化を早める原因となっていました。弊社が採用しているプレコントラン®︎技術はタテ方向、ヨコ方向ともに伸び率が均一で、年月が経過しても顕著な寸法安定性を維持する事が出来る事からバタつき雪溜まりを防ぎます。また、従来品に比べてヨコ方向のポリエステル基布が扁平している為、保護の為の樹脂層がが均一かつ厚く、基布に紫外線が届きにくく経年劣化が遅いという特長も有します。